2013年6月22日土曜日

もんじゅ未点検新たに2100点 一部に保安規定抵触も

福井新聞2013.6.22などから要約)。
 高速増殖炉原型炉もんじゅ福井県敦賀市原子力機構は昨年11月約1万点機器が点検時期を超過していたことを公表後も規制委検査で新たな点検漏れが見つかるなど安全へ認識低さを露呈していたこれを受け、原子力規制委員会は5月30日再発防止に向けた安全管理体制が整ったと確認できるまで運転再開準備をしないよ日本原子力研究開発機構に文書で命じ事実上運転禁止命令)、こ責任をとって原子力機構鈴木篤之前理事長が辞任した(後任は松浦祥次郎氏)。
その後6月21日、機構は新たに約2100点が未点検状態だったと発表した点検漏れは計約1万2千点となった
さらに付着したナトリムを洗浄する設備機器65点が点検間隔が28カ月以内だった点検期限記載に不備があり昨年12月に期限を超えたことが規制庁調査で分かり、20日までに点検を終えたが保安規定違反に当たる恐れもあるとい
また、規制委は、6月中〜末、外部専門家による「もんじゅ」敷地内の活断層調査を行う予定(関西電力は、すでに8断層は活断層ではなく、近隣断層との連動性も否定する報告書を提出している)。仮に活断層と判断されるようなことがあれば運転再開は極めて難しくなる。




0 件のコメント: